iPhone OSでは最大11ページまでホーム画面を増加させられるが、アプリが増えすぎてアイコンがずらりと並ぶと分かりにくくなる。2つ目の柱「フォルダ」は、ホーム画面上で複数のアプリをフォルダにまとめて効率的にアクセスできるようにする。

フォルダ作成の方法もシンプルだ。アプリのアイコンの長押しで、アイコンを移動させられる状態(アイコンが揺れる状態)にし、グループ化したいアイコン同士を重ねるとフォルダが作られる。フォルダはアプリのアイコンと同じようにホーム画面に表示され、タップすると中に含まれるアプリの画面が現れる。

アイコンの長押しで、アイコンを移動できる状態にして重ねると……

フォルダが作成される。フォルダ名にはアプリのApp Storeでのカテゴリが自動的に入力されるが、ユーザーの任意で変更可能

ホーム画面でフォルダをタップすると、フォルダの中身が展開する

フォルダをホーム画面のドックに入れることも可能だ

ちなみにこれまでホーム画面に並べられるアプリ数は11ページで最大180個だったが、フォルダによって上限が2,160個に拡大する。

ホーム画面の壁紙変更が可能に

壁紙変更後

「メール」機能の強化

「メール」は、統合メールボックスによって複数のメールアカウントのメッセージを1カ所で管理できるようになる。Exchangeも複数のアカウントを登録可能。Jobs氏によると、統合メールボックスから各アカウントには数タップで切り換えられるそうだ。またメッセージのスレッド表示、添付ファイルとアプリの連係が可能になる。

統合メールボックスで複数のアカウントのメッセージを1カ所で確認

各アカウントにも数タップでアクセスできるという

「添付ファイルを"OmniGrallfe"で開く」- メールの添付ファイルとアプリが連係する