もちろん、「ネイルショット」を搭載したエクシリムは、お店でお客さんのカルテを作成したり、完成したネイルを作品として撮影したり、検定や練習用以外にも大活躍だ。長谷さんのネイルサロンでは、主にスタッフが利用している。
「サロンに来ていただいたお客様の施術が終わった後に作品として、だいたい写真を1枚撮らせていただいています。それに練習した作品を撮ったときにも活躍してくれますね。爪自体を直接見るよりも、写真を改めて見たほうが『ここは削り方が甘かったな』など、気づきが多いのです」と話すのは、男性ネイリスト・講師の渡邊貴臣さん。女性畑のネイルサロンでは異色の男性ということもあり、デジタル製品についてはもっぱら他のスタッフから頼られがちだそうだが、ネイルの撮影には最初は四苦八苦していたそうだ。
「どうしてもピントがボケがちで、明るさだとか色味だとかコントラスト云々以前の問題だったんです。被写体からある程度離して撮影するのがベストだと知ってはいても、アップで撮りたいという意識がどうしても被写体に近づき過ぎてしまう。でも、ミニ三脚に固定して撮影すれば手ブレもなくなりますし、カメラ本体で後からリサイズしたり、トリミングしたりできるので、別に近づいて撮る必要はなかったんですね」と渡邊さん。もちろん、エクシリムではホームページやブログ用にも簡単な操作で画像を適正なサイズに変更することが可能だ。
ところで、ネイルリスト用のエクシリムはブラック一色のみの展開。女性が多いはずの製品にもかかわらず、女性ウケしそうなカラー展開にあえてしなかったのには、思わぬ理由があったのだ。「ネイリストってケータイとかデジカメとかまずなんでもデコレーションするんです。それを考えると、デコレーションが最も映えて、シールなどが透けたりしないブラックが一番なんです」とTATのWEBマーケティング部SP課長の長尾麻起子さん。なるほど、納得。
TATによると、このエクシリムはネイル雑誌の広告用の撮影にも使用されたことがあるという。実際に、長谷さん自身も「ネイルを撮って、お店用のカタログや作品アルバムをつくったり、ホームページに掲載したりしていきたいです」と話す。エクシリムでは、撮影時にガイドラインを表示させることもでき、同じ構図で撮影するためのサポート機能も備えている。ネイルサロンなど複数人が使用する場合でも、あらかじめガイドラインに沿った構図を決めておけば統一感のある写真を撮れ、カタログにした場合はキレイだろう。
「ネイルショット」を搭載したエクシリムの価格は1万8,000円。販売はTATのみの独占販売で、全国のTATの各店舗、または通信販売も行っている。