レノボ・ジャパンは9日、同社で初となる液晶一体型のコンシューマ向けデスクトップPC「Lenovo C305」を発表した。20型の16:9液晶を備え、省電力なAMD Athlon II X2を搭載し、コストパフォーマンスにも優れる。発売は3月13日より順次開始する。価格はオープン。

「Lenovo C305」。カラバリはランプブラック(左)とパールホワイト(右)の2色

同時発表の一体型PC「IdeaCentre A600」よりも価格を抑えるというエントリーモデルの一体型デスクトップPC。ディスプレイは20型16:9ワイド液晶で、低消費電力のデュアルコアCPUを搭載。本体は限られた設置スペースでも無理なく利用できるコンパクト設計となっている。

コンパクトなボディが特徴

ラインナップは「08921JJ」「08921KJ」「08921GJ」「08921HJ」の4モデル。販売開始は前2モデルが3月13日、後ろ2モデルが4月中旬。

各モデル共通で、ディスプレイが20型ワイドの1,600×900ドット液晶、CPUがAthlon II X2 250u(1.6GHz)、チップセットがAMD M690G(グラフィックス内蔵)、メモリがDDR2 SO-DIMM 2GB(2GB×1)、HDDが320GB SATA 7,200rpm、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。インタフェースは、Broadcom BCM4312-802.11b/g 無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX、USB 2.0×6、IEEE1394、30万画素Webカメラ、6in1カードリーダなど。OSはWindows 7 Home Premium (32bit)。本体サイズ/重量は、W484×D55~83×H359mm/約6.6kg。

各モデルの違いはオフィスソフトの有無と本体カラーで、「08921JJ」と「08921KJ」はMicrosoft Office Personal 2007をプリインストール。「08921JJ」と「08921GJ」がランプブラック、「08921KJ」と「08921HJ」がパールホワイトとなっている。