液晶ディスプレイは10.4型で解像度は1,024×768ドットのノングレアと従来から変更はない。メリハリのあまりない画質であるが、まぶしさはないのでビジネスにはピッタリだろう。このほか、メモリはDDR3が2GBでスロットに1基空きがあり、最大4GBまで増設できる。増設の余地があるのはうれしいところだ。

キーボードは、横のキーピッチが17mmと十分な広さが確保されているが、縦は14.3mmと少々狭め。そのため、全体的にキーが横長で一部のキーは、それよりもさらに小さくなっており、スムーズな入力をするには少々慣れが必要だ。ただ、キー配置にクセはないのでキーのサイズにさえ慣れれば、あとは快適といえる。

キーボード。横のキーピッチは17mmと広いが縦は14.3mmと狭めで、一部のキーはさらに小さい

Let'snoteでおなじみのホイールパッド。周りをなぞるとスクロールになるなど、使いやすい

バッテリーはヒンジ部に装着されている。4セルと小さめではあるが、約7時間という駆動時間を実現(なお、前モデルは約8時間駆動)

文庫本との比較。非常にコンパクトではあるが、最厚部で42.5mmとモバイルノートとしては厚め

そのほかのインタフェースは、従来とほぼ同じ。右側面に2基のUSB 2.0とギガビットイーサ、左側面に外部ディスプレイ出力のD-Sub、PCカードスロット、正面にSDメモリーカードスロットとワイヤレスLANのオン/オフスイッチが配置されている。無線LANはIEEE802.11a/b/g/nに対応で、Bluetoothは非搭載だ。

右側面にはUSB 2.0が2ポートのほか、ギガビットイーサも備える

左側面にはD-Sub15ピン、PCカードスロットが備わっている

前面にはSDカードスロットと無線LANの有効/無効を切り替えるスイッチがある

ACアダプタは軽量なのに加えてコンパクト。持ち運びのジャマにはあまりならない