東芝キャリアは17日、家庭用ルームエアコン「大晴快 UDX」シリーズの2010年モデルを発表した。発売は3月29日を予定している。ラインナップは冷房能力2.2kW(6畳用)の「RAS-221UDX」から、冷房能力4.0kW(14畳用)の「RAS-402UDX」までの5機種。RAS-402UDXのみが電源に単相200Vを使用し、他の4機種は単相100Vを使用する。価格はオープンで、6畳用モデルのRAS-201UDXの場合、市場価格は13万8,000円前後と予想される。

廉価版でありながら上位旗手に誓い機能を備える「大晴快 UDX」シリーズ

大晴快はUDRシリーズをフラッグシップとするラインナップで、今回発表されたUDXシリーズは、UDRシリーズの廉価版という位置づけの製品。ただし、2010年モデルでは、エアコンの室内機に消費電力を表示する「とくダネ!モニター」やフィルターの自動クリーニング機構の搭載など、昨年モデルに比べて大幅に機能が強化されており、廉価版ではあるが、UDRシリーズに近いものとなっている。

なお、UDRシリーズでは、イオンによる除菌が、エアコン内にイオンを放出するプラズマイオンチャージャーと、室内にイオンを放出するプラズマイオンジェネレーターの組み合わせとなっているが、UDXシリーズでは、エアコン内にイオンを放出するプラズマイオンチャージャーのみとなっている。室内機のサイズは、半間や、窓上にも設置可能な幅790mm×高さ250mm。