既報の通り、消費者庁は、インターネットを介した有料音楽配信サービスにおいて、心当たりのない利用代金の請求に注意するよう呼びかける発表を行った。

また2009年4月以降、消費者情報ダイヤルPIO-NET(パイオネット)における音楽情報サイト関連情報のうち、心当たりのない利用代金の請求に関するものは43件と公表。このうちiTunes Storeに関する事例は31件で、残りは他社サービスによるもの。また、クレジットカード会社に確認したところ、iTunes Storeに関して95件の同様の相談が寄せられているとした。

ただし消費者庁は、iTunes Storeの料金トラブルの原因は判明しておらず、利用OS環境なども特定していないとしている。これにより、今週アップルジャパンに対して聞き取りを行う予定とした。

アップルジャパンは「コメントできない」としている。