インフォテリアは、iPhoneコンテンツ作成・配信・閲覧サービス『Handbook(ハンドブック)』の最新版であるVer.1.5の提供を開始した。

「Handbook」は、コンテンツを作成、配信するための「Handbook Studio」と、コンテンツを閲覧するためのiPhoneアプリケーション「Handbookアプリ」で構成されるサービス。同サービスを利用すれば、カタログやマニュアルなどのiPhone、iPod touch用のコンテンツを手軽に、「作成」「配信」「閲覧」することができる。

「Handbook Studio」では、iPhoneやHTMLなどの専門知識を必要とせず、PCのブラウザからブログを書く要領でiPhoneコンテンツを作成することができる。作成したiPhoneコンテンツは、「Handbookアプリ」を使って閲覧することができる。「Handbookアプリ」はApp Storeから無料でダウンロード可能。

「Handbook」の利用イメージ。同サービスの詳細はこちらで確認可能だ

今回のバージョンアップでは、「Handbook Studio」に直接入力して作成していたコンテンツを、XML形式で一括インポートする機能が追加された。これにより、既存のPCや携帯電話向けコンテンツ、企業のデータベース内のコンテンツをXML形式に変換するだけで、簡単にHandbookにインポートすることが可能となった。

加えて、PCからのHandbookの閲覧を可能にするPC用ビューワも提供された。これによりiPhone / iPod touchに加えて、PCからもHandbookコンテンツの閲覧が可能になった。

Ver.1.5で提供されるPC用ビューワの利用イメージ

なお、今回の機能追加はHandbook Studioの標準機能として提供されるので、利用料金に変更はない。Handbook Studio利用料金は、インフォテリア運営サイトをサーバとして利用するSaaS型の「通常版」が、契約容量500MBごとに月額21,000円(年間契約の場合は210,000円)。サーバを社内設置する「ライセンス版」も用意されている。