「Nero 9 - Reloaded」

Neroは、Windows 7に対応する同社のマルチメディア統合ソフト「Nero 9 - Reloaded」のパッケージ版を発売。2010年1月9日より全国家電量販店などにおいて販売される。対応OSは、Windows XP(Home Edition/Professional/Media Center Edition 2005 SP2/3 32/64ビット) / Vista(Home Basic/Home Premium/Business/Ultimate 32/64ビット) / 7(32/64ビット)。価格は通常版が13,500円となるほか、アップグレード版9,800円、ガイドブック付きの通常版が15,500円、ガイドブック付きのアップグレード版が11,800円。

製品には、映像、写真、音楽と20種類以上のマルティメディア関連のソフトが収録されており、新バージョンではマイクロソフトが発行する「Compatible with Windows 7」ロゴも取得。Windows 7でも徹底的にマルチメディアを活用できる統合ソフトになる。各種機能は、"プロジェクトランチャー"と呼ばれるランチャーソフトから起動されるので圧倒的な多機能に迷うことなく、やりたい作業にストレートに取り掛かれる。書き込み機能では、CD/DVD/BDへの詳細なライティング設定とウィザード形式の簡易書き込み、2種類の方法が用意。MPEG-4/H.264/3GPP/メモリースティックビデオ形式など、多彩な形式に対応する動画変換ソフト「Neo Recode」やスケジュール/完全/差分/増分バックアップやオンラインストレージへのバックアップなども提供する「Nero BackItUp」など、データの変換や管理などにおいても充実した機能が用意されている。

プロジェクトランチャー。映像・写真・音楽の編集、書き込みからバックアップまで20種類以上のソフトをここからスタート

音楽の機能では、編集や録音はもちろん、お気に入りの音楽ビデオからMP3ファイルなどの音楽ファイルを抜き出して保存する「Music Grabber」、LPやカセットテープなどをデジタル化、MP3などに保存する「Nero SoundTrax」、フェードイン/アウトなどのエフェクトを用いた本格的なミュージックプレイリスト作成ツール「Nero SoundTrax」、ワンクリックで音楽CDをコピーする「Nero DiscCopy」など"音楽"を幅広く調理できるのも特徴となる。

映像や写真では、不要シーンのカットから特殊効果を使った本格的なビデオ編集までをカバーする「Nero Vision」、テーマ別テンプレートを選択するだけで、イントロクレジットやエンドクレジット、トランジション/フェードなどの効果を自動的反映させる「Movie Wizard」や「Ad Spotter」を使った録画テレビ番組のコマーシャル部分の自動削除。デジタル写真編集ソフト「Nero PhotoSnap」での写真加工からスライドショー作成と多種多様。これら機能は、同社Webサイト上にてスペシャルカタログとして掲載されている。