米Seagate Technologyは14日(米国時間)、高さ7ミリの2.5インチHDD「Momentus Thin」を発表した。現在ネットブックの90%で採用されている9.5ミリ厚の2.5インチHDDよりも約25%スリム。1.8インチHDDやSSDよりもGBあたりのコストが低く、「エントリーレベルで、新しいタイプの薄型ノートPCが可能になる」とアピールしている。

Momentus Thinは容量250GB/160GBの2モデルのラインナップ。回転速度が5400rpmで、8MBキャッシュを装備する。インターフェイスはSATA 3Gb/s。消費電力はシーク時1.54W、アイドル時0.58W。動作音はシーク時24dB、アイドル時20dBとなっている。

Seagateは、2010年1月にOEMおよびシステムインテグレータ向けの出荷を開始する予定だ。