ユニークなのが、タッチパッドにさまざまな機能があること。ひとつは、「手書きでお助けパッド機能」。タッチパッドに漢字を手書き入力すると、自動で文字として認識できるもので、読み方のわからない漢字を入力したいときに便利だ。読み方を表示する機能もあり、ちょっとした漢字辞書としても使える。

もうひとつは、Windows 7が標準で搭載することになった「マルチタッチ機能」を活用したもの。2本の指を広げたり閉じたりすると拡大・縮小となり、中心に指を置いてもうひとつの指で半円を描けば回転、2カ所同時に上から下になぞるとスクロールと、写真の表示などに便利な機能がそろっている。また、タッチパッドの右上から中心へ円を描くように指を動かすとスクロールなるといった、「ジェスチャー機能」も備えている。

タッチパッドに手書き入力した文字を自動的に認識してくれる。写真のように雑に書いても認識した

タッチパッドには段差がついており、キーボードの操作時に誤って指が触れにくくなっている

キーボードは、19mmのキーピッチに3mmのキーストロークとA4ノートとほぼ同等のサイズを確保しており入力しやすい。キー配列にクセもなく、BIOSで左下にある「Fn」キーとその右隣にある「Ctrl」キーの機能を入れ替えが可能。入力環境にこだわる人のニーズにも応えてくれる。

キーボードは19mmのキーピッチがあり、打鍵しやすい。ネットブックにはない快適さだ