ディスプレイは解像度1,366×768ドットの13.3型ワイド液晶。CPUは、デュアルコアで超低電圧版のCeleron SU2300(1.20GHz)で、TDPはわずか10Wだ。低価格ノートでは、シングルコアのCeleron 900(2.20GHz)が採用されることが多かったが、こちらのTDPは35Wとなっており、超低電圧版がいかに低いかわかるだろう。これが、スタイリッシュなデザインと薄型・軽量なボディにつながっている。HDDは320GB、無線LANはIEEE802.11b/g/n、Bluetoothにも対応と充実の装備だ。HDMI出力やSDカードスロットも備えている。なお、OSはWindows 7 Home Premium。

左側面にはHDMI出力やD-Sub15ピンの外部ディスプレイ出力、USBが右側面にはLANやUSBが備わっている

店頭モデルは2種類あり、上位モデルはメモリが2GBのDDR3の2枚で8.5時間の大容量バッテリとOffice Personnel 2007が付属で実勢価格は約100,000円、下位モデルはメモリが1GBが2枚の4.1時間のバッテリとなり、Officeの付属がなくなる。こちらの価格は約80,000円だ。上位モデルは大容量バッテリが魅力である反面、重量は約1.77kgとやや重め。下位モデルでは、1.59kgとバッテリ駆動時間は短くなるが軽くなる。なお、そのほかのスペックやカラーバリエーションは同じだ。

メモリ容量やバッテリ、OSを自分で決めたい場合は、NECが運営する直販サイト「NEC Direct」の直販モデルに注目したい。CPUや液晶、無線LANなどは店頭モデルと同じだが、メモリとHDDの容量や付属するバッテリのサイズに加え、OSをWindows 7のHome PremiumとProfessionalから選べるようになっている。大容量のメモリやHDDはほしいけど、軽量を重視したいのでバッテリサイズは小さいのを選びたい、など細かい要求に対応できるのがうれしいところだ。

バッテリはLサイズとMサイズの2種類あるが、どちらも見た目の大きさは同じ。駆動時間と重量が異なっている