2009年秋冬モデルで注目を集めているカテゴリが「CULVノート」だ。NECの新シリーズ「LaVie M」もそのひとつで、高性能・携帯性・バッテリ駆動時間に優れているのが魅力。また、NEC Directでの直販モデルでは、メモリやHDDの容量、OSが選べるにようになっているのも見逃せない。さっそく、その魅力に迫ってみたい。

主な仕様  [CPU] IIntel Celeron 超低電圧版 SU2300(1.20GHz)  [チップセット] Mobile Intel GS45 Express  [メモリ] 2GB  [HDD] 320GB  [ディスプレイ] 13.3型ワイド(1,366×768ドット)  [サイズ/重量] W330×D220×H27~30.5mm/約1.59kg  [OS] Windows 7 Home Premium  [実売価格] 約80,000円

これまで、モバイルノートの選択肢といえば、携帯性に優れ、価格も安いが性能は低いNetbookか、携帯性も性能も使いやすさも申し分ないが、価格が非常に高いハイエンドモデルと両極端な状況が続いていた。その間を埋めるべく2009年の秋冬モデルより大量に登場したのが「CULVノート」だ。ただし、Netbookのようにハッキリとした分類名が決まっておらず、「モバイル・サブノート PC」とも呼ばれている。簡単にいえば、インテルの超低電圧版のCPUを採用し、薄さも重さも使いやすさも価格もベストではないが、ベターにまとめたもの。トータルバランスに優れているのが最大の魅力といえる。

ここで紹介する、NECの2009年秋冬モデルより加わった新シリーズ「LaVie M」も、CULVノートに分類されるモバイルノート。軽量、薄型、長時間のバッテリ駆動の3拍子をそろえているのに加え、スタイリッシュなデザインと赤、白、黒のカラーバリエーションを用意しているのが大きな魅力となっている。まずは、スペックからチェックしていこう。

赤、白、黒のカラーバリエーションを展開