安心して選べる品揃えに、GENO他店と連動した思わぬ掘り出し物も
GENO工房の店内レイアウトは、コンコースにBTO PCやベアボーン、ケースや液晶ディスプレイなど、奥の列に移ると電源、マザーボードやグラフィックスカード、ドライブ類や周辺機器、CPUクーラーや工具、ケーブルやキーボード・マウスなどのサプライといったように棚が並んでいる。これに加え、カウンターにはCPU、メモリ、HDD/SSDといった基幹パーツ、奥のショーケースにはマザーボードやグラフィックスカードの注目商品が展示されている。秋葉原の有名どころのショップに劣らない製品ジャンルが網羅されていると言えるだろう。
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天井からはその棚にどのような商品があるのかPOPが吊られているので分かりやすい。手前が完成品のBTO PCやケース、次にマザーボード、グラフィックスカード、その奥に光学ドライブや周辺機器といったように棚が並んでいる |
人気のSSDもIntelやOCZ、PhotoFastなど、ハイエンドユーザーでも満足できる人気メーカーの製品を中心に取りそろえている |
取り扱う商品のセグメントも、エントリーからハイエンドまでひと通り揃っている。Intelチップのマザーボードで言えば、G31 Expressのように低価格PC向けの製品もあれば、最新のP55 ExpressやX58 Expressを搭載したハイエンドマザーも揃っている。特にマザーボード、グラフィックスカードはメジャーメーカーの人気商品、売れ筋商品がセレクトされており、品揃えのボリュームに関していえば、豊富というほどでもないものの、安心して選べるという面がある。
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ショーケースにはマザーボードやグラフィックスカードが展示されている。ハイエンドだけでなく、エントリー向け製品も展示されているのは、低コストPCを組もうというユーザーにとっても便利だ |
製品の性能・信頼性はもとよりサポートも充実したメジャメーカー中心の品揃え。ハイエンドからエントリー向けまで幅広く扱っている |
一方で、それぞれの陳列棚をじっくり見ていくと、思わぬ製品にも巡り会う。PCI SCSIカードやmini PCI(mini PCIeではない)規格の無線LANカード、モバイル向けCPUやバルクのCore 2 Extremeなど。ほかにも、今となっては入手が難しくなってきたWindows XPのDSP版も、取材時点ではストックされていた。長谷川氏によれば、こうしたちょっとスパイスの効いた商品は、GENOのアウトレットや通販部門との連動が大きな強みという。