思わずニヤリとするパーツチョイスな完成PC

BTO PCにも目を向けると、これまでの"GENO"に求めるイメージ通り、コストパフォーマンスに優れた商品が揃っている。安いものではOS無しで2万円台から、そして高性能なものも、例えば最新のCore i7-920を搭載した商品や、なんとCore 2 Extremeを搭載した商品であっても10万円以下から発見できた。これら店頭商品は基本的にはGENOがチョイスした標準構成で組まれて販売されているものだが、在庫があれば、ユーザーの好みに応じて、その場で構成のカスタマイズも可能とのこと。

完成BTO PCは現在6モデルをラインナップ。標準構成からのパーツ変更にも対応している

低価格が中心のBTO PCだが、例えばOS無し27,800円からというスリムマシンを見ると、HDMI端子を備えていたり、80 PLUS電源を搭載したAntec製ケースを採用しているなど、お買い得感が高い。また、NVIDIA IONプラットフォームを採用したオリジナルミニノートなど、希少な製品も取り扱っていた。なお、BTO PCの納期だが、組み立て作業が必要なものに関しては5営業日程度、そのほかの製品は即納、とのことだ。また、全てのパーツを同店で購入するという条件が付くが、自作パソコンの組み立てサービスも提供している。価格もリーズナブルで、組み立てに自信のない初心者でも気軽に利用できることだろう。

OS無し27,800円からというスリムマシン。CPUはCeleron E3200、マザーボードはG31チップセット搭載品、ケースはAntec製で、価格だけでなくデザインや品質面でも魅力的

一般的なネットブックのひとつ上のパフォーマンスを持つION搭載ノートが予約受付中。10.1型ワイド液晶を搭載。ネットブックと同様に携帯性も高い

久しぶりの秋葉原新店舗の今後にユーザーからも期待大

パーツショップの聖地というべき秋葉原だが、店舗数は年々減少しつつある。斬新なコンセプトのGENO工房は、今の秋葉原に新しい風を吹き込むショップになるかもしれない。落ち着いた雰囲気のパーツショップというと、秋葉原では比較的高級なパーツを扱うお店が多かったわけだが、GENO工房は初心者から上級者まで気軽に楽しめるところが魅力だ。

なお、本稿が掲載される9月第3週末限定で、本稿でも紹介したOS無し27,800円というスリムマシンがさらに2,000円引きという目玉商品の案内もいただいた。今週末は是非GENO工房を訪れてみて欲しい。