HP mini 110シリーズは、キーボードの色も天板カラーに合わせてコーディネートされており、漆黒モデルがブラック、白磁モデルがホワイト、淡紅藤がピンクになっている。

キーボードはキーピッチが17.5mmもあり、タッチタイプも快適

白磁モデルと淡紅藤モデルは、キーボードも天板カラーと同じ色が採用されている

キーボードの質感は非常に高く、キーピッチも17.5mmと、ミニノートにしては余裕のあるつくり。キーストロークも約2mmあるので、打鍵感は非常によい。パームレスト部分に若干傾斜がつけられているせいか、長時間の使用でも疲れにくいのがいい。

タッチパッドはクリックボタンが左右に配置されており、若干の慣れが必要

タッチパッドはこれまでのHP miniシリーズと同様、クリックボタンが左右に配置された変則的な形になっており、慣れるまでに若干時間が必要。タッチパッドには上下スクロール機能がついているが、タッチエリアの縦方向が狭いため、いまいち使いづらい。机の上で使うなら、別途マウスを用意した方がストレスはたまらないだろう。ただし、本体にはBluetoothが搭載されていないので、アダプタなしではワイヤレスマウスを使うことができないのが少々残念。

なお、今回は漆黒、白磁、淡紅藤の3モデルを借りることができたが、このうち白磁と淡紅藤の評価機はUSキーボードになっていた。日本語キーボードと比べると、最前列のctrlキーやaltキー、Windowsキーなどが正方形に近く、キーピッチも少し大きめ。日本語キーボードも十分うちやすいのだが、ユーザーによってはUSキーボードの方が使いやすいという人もいるだろう。ただし、現在、BTOでは日本語キーボードのみとなっている。USキーボードも選べるようになるとありがたいのだが。