ソニーは6日、サイバーショットを設置しておくと人物を探して自動撮影してくれるカメラアクセサリー「Party-shot IPT-DS1」(パーティーショット)を9月4日から発売すると発表した。価格は14,910円。

「Party-shot IPT-DS1」「DSC-WX1」との組み合わせ

一般的な写真撮影だと、カメラ目線でポーズを撮った写真、撮影者がいない写真になりがちだが、Party-shotでは、パン(回転)・チルト(角度調整)・カメラのズーム動作を自動で行い、構図を調整して自動撮影してくれるので、その場にいる人がカメラを意識せず、その場にいる全員を写真に収めることができる。

カメラの顔検出機能を使って人を検索、一人が右を向いていれば右側を開けて撮影するなど、カメラが構図を判断して撮影する。スマイルシャッター機能を使って笑顔の瞬間を撮るだけでなく、カメラ側で判断して撮影するため、笑顔だけでなく、カメラを意識しないさまざまな表情を収められる。

テーブル上などに置いて使うほか、底面に三脚穴も備えるので、三脚に設置しての撮影も行える。

電源は単3形乾電池で、ソニー製アルカリ電池×2で約11時間の動作が可能。別売のACアダプターを使っての電源駆動も可能だが、接続したカメラの充電機能は備えていない。対応するカメラは、現時点で新モデルの「DSC-WX1」「DSC-TX1」の2機種だ。

本体サイズは128(W)×34(H)×118(D)mm、約175g。パンの動作は無制限/180度/90度の3種類、チルト角はDSC-TX1で+24度/-21度、DSC-WX1で+24度/-18度。VIDEO OUT端子も備え、テレビに出力しながら撮影することも可能だ。

「DSC-TX1」との組み合わせ

「IPS-DS1」本体