パナソニックは、タフでモバイル性が高いことで人気のあるLet'snoteシリーズに、150,000円前後という低価格なモデル「Let'snote Light R8」を追加した。発売日は6月26日を予定している。
Let'snoteの堅牢性とモバイル性はそのままに、スペックや機能を見直すことで低価格化を実現したのがこのモデルだ。
標準モデルとの違いは、CPUがIntel Core 2 Soloに変更、vPro未対応、ミニポートリプリケーター接続端子非搭載、モデム非搭載、Office搭載なし、TPMなしとなっているところ。モバイル初心者や、フレッシャーズ、学生に向いたモデルだとしている。
底面の76cm動作落下、26方向の30cm非動作落下、キーボード全面防滴、100kgf加圧振動といった試験は既存モデル同様クリアしている。
主な仕様としては、CPUがIntel Core 2 Solo SU3500(1.40GHz)でチップセットがMobile Intel GS45 Express。メモリが2GBでHDDが160GB。液晶は10.4型で解像度は1,024×768ドット。OSはWindows Vista Business。
そのほかの機能としては、USB2.0×2、PCカード(TYPE II)スロット、SDメモリーカードスロット、IEEE802.11b/g/n無線LAN、10/100/1000BASE-T有線LANなどを装備する。
サイズはW229×D187×H29.4~42.5mmで、重量は約0.94kg。バッテリ駆動時間は約8時間となる。
また、同社が運営する直販サイトマイレッツ倶楽部では、Web限定で「Let'snote Light R8 フラッシュメモリー搭載モデル」を販売する。これは、ストレージを64GBのSSDに置き換えたモデルで、SSD単体の読み込み速度は最大で220MB/秒という高速なもの。カラー天板などのカスタマイズにも対応する。価格は169,700円から。