東芝ホームアプライアンスは19日、剛熱厚釜と遠赤ブラックコートの内釜を採用したIH保温釜の新モデル「RC-10RH」(容量1.0L)「RC-18RH」(容量1.8L)を発表した。発売は6月1日で、価格はオープン。推定市場価格はRC-10RHが2万円前後、RC-18RHが2万3,000円前後。本体色はシルバー。

保温時のつゆ付きを抑える「RC-10RH」(左)と「RC-10RF」

新モデルは、「RC-10PH/18PH」の後継機。内釜の内側にダイヤモンドチタンコートを施すことで加熱ムラを抑え、ふっくらとした炊き上がりを実現した。また、内釜にフッ素樹脂コーティングを採用したことで耐久性を確保し、「内釜3年保証」を用意している。

保温時には、「蓋ヒーター」と合わせて、冷めやすい釜内の上部を効率良く加熱する「胴ヒーター」を新たに採用したほか、釜の内部の温度を素早く検知する「内釜温度センサー」を装備することにより、温度ムラを抑制し、つゆ付きを抑えている。

さらに、水温の変化に応じて浸し時間を制御する「年中ぴったり浸し」、予約炊飯時に長時間お米を浸した場合に、浸し時間に応じた火力調節で煮崩れを抑える「ふっくら予約炊き」に加え、パンや温泉卵、豆腐作り、焼き料理などに対応する「調理コース」などの機能を搭載している。

本体サイズは、RC-10RHが267(W)×200(H)×345(D)mmで、重さは約3.6kg。RC-18RHが、297(W)×231(H)×378(D)mmで、重さは約4.5kg。両モデルとも2008年度省エネ基準達成率100%としている。

このほか、IH保温釜「RC-10RF/18RF」を同時発売する。価格はオープンで、推定市場価格は、それぞれ1万8,000円前後、2万円前後。本体色はピュアホワイト。基本性能は、「RC-10RH/18RH」とほぼ同様だが、内釜遠赤ブラックコート、「年中ぴったり浸し」「ふっくら予約炊き」が非搭載となる。