ではC-0ステッピングの結果から紹介しよう。入手したC-0ステッピングの場合、何も考えずベースクロックを上げて190MHzまで、実クロックで3.8GHzまではOS起動をクリアした。そしてベースクロックを200MHzに上げた時点でBIOSが起動しなくなり、その後電圧設定を見直してPCMark05が完走することを条件として小刻みに測定した結果、196MHzまでは確認できた。ただしベンチマークスコアを見てわかるとおり、196MHz時のスコアは190MHz時のスコアに劣る。こうした結果から限界を190MHzとするのが妥当と判断した。

C-0ステッピングのCore i7-920を用いたオーバークロックでのPCMark05スコア

ベースクロック190MHz×20倍で3.8GHz駆動時のCPU-Zスクリーンショット

ベースクロック196MHz×20倍で3.93GHz駆動時のCPU-Zスクリーンショット