ジャングルは、同社のファイル抹消ソフト「完全抹消」シリーズの最新版となる「完全ハードディスク抹消2009」(価格10,290円)および同ソフトにファイル抹消ソフト「完全ファイル抹消」が同梱された「完全抹消PRO2009Premium」(価格12,390円)を4月16日より発売する。対応OSは、Windows 2000 / XP / Vista。

「完全ハードディスク抹消2009」

「完全抹消PRO2009Premium」

完全ハードディスク抹消2009は、PCの買い換えや交換時などにおいてハードディスク内の全データを抹消し、情報漏えい防止に役立つソフトとなる。複数台のHDDを同時に抹消できるほか、スピード重視の抹消方式から米国国防総省準拠の方式まで15の抹消方式から選択可能となる。新バージョンでは、抹消時間の高速化を図り、最速で1GBのデータを約12秒で抹消できる(500GB/ゼロライト方式)。

抹消後には、詳細なレポート(PC製造元、PC型番、PC製造番号、CPU、メモリ、抹消したハードディスクやパーティションのサイズ、抹消方式、抹消結果、エラー有無、抹消後のスナップショット)も表示され、企業ユースなどでは"削除"の証明書としても利用できる。

Windows PEを搭載し、OSが起動しないようなPCであってもCDブートで抹消できるほか、ソフトからUSBブート版を作成可能なため、CD-ROMドライブが付属していないPCにおいてもUSBメモリブートで抹消することも可能となる。

15の抹消方式から状況に応じた抹消方式を選択できる

「完全抹消PRO2009Premium」では、完全ハードディスク抹消2009にOSはそのままでファイルやフォルダを抹消するのに適したソフト「完全ファイル抹消」を同梱した製品となる。完全ファイル抹消では、ファイルやフォルダ、パーティションのデータ抹消(OS起動ドライブ以外)、各種メモリーカード、MOやFDなどを素早く、確実に抹消する。抹消後はサイズや抹消方式などが記載されたレポートを保存する機能も搭載する。