左半分には元の映像が、右半分には TrueTheaterエフェクトが適用され、違いを比較することができる(図9)。

図9 映像の半分にエフェクトが適用される

そして、右に配置したる図10である。

図10 TrueTheaterディスプレイモードその3

左半分には元の全体映像が、右半分にはTrueTheaterエフェクトが適用された同一の映像をプレビューする(図10)。

図11 同一の映像を両方プレビュー

TrueTheaterエフェクトの適用状態を簡単に確かめることが可能である。PowerDVD 9では、他にもシネマモード(図12)やタイトルのチャプター画面やDVD映画のタイトル検索を立体的に実現する「ファンシービューナビゲーション」などでは、3D画面を採用し、ナビゲーション画面の充実も図られている(図13)。

図12 シネマモード:画面下の操作パネルは、一定時間操作がないと消える

図13 ファンシービューナビゲーション:チャプター画面を表示

PowerDVD 9の新機能を中心に駆け足で紹介したが、他にもサイバーリンクが提供する「MoovieLive」なども、楽しみなサービスである。機会があれば、また紹介したいと思う。最近は、PCでもHD再生が可能になり、ますます再生品質が求められる。DVDもより高品質で再生可能、さらにBlu-rayの再生など充実した機能がPowerDVD 9には実現されており、これまでのDVD再生ソフトから1歩も2歩も進んだといえるのではないか。