今回触れたのはワンセグモデルだったので、ワンセグの視聴についてもレポートしよう。

ワンセグの視聴は、VAIO type Tなどにもプリインストールされているソフト、「VAIO モバイルTV」によって行う。

アンテナ内蔵型ながら感度はかなり良好で、携帯電話のワンセグ並みの視聴環境は得られているようだ。

画面右上に画面を表示する固定モードは、1,600×768ドットという横長のディスプレイと相まって、非常に使い勝手がいい。ただし、高精細なぶん画面が小さいので、たまに放送内容がわかりづらい場合もある。そんなときは、フロートモードでウインドウサイズを大きくすれば良い。ブラウジングしながらの視聴はこのモードでも十分に可能だ。

固定モードならサイドバーを表示してもデスクトップは広々としている

フロートモードでテレビ画面を大きくしてもブラウザを開く程度の広さは確保できる

「VAIO モバイルTV」は、録画や予約録画にも対応している。これで、見たい番組を見逃すということはほとんどなくなるわけだ。ただし、その場合はアプリケーションを常駐させておく必要が生じる。デフォルト状態では常駐になっているので問題はない。

一方、予約録画を行わない場合は、常駐していることがマイナスになりかねない。動作が重くなってしまうからだ。その際は、タスクバー右のアイコンから「VAIO モバイルTV」のアイコンを右クリックしてメニューを出し、常駐を解除しよう。

タスクバー右のアイコンを右クリックして出たメニューから完全に終了させる

ほかにも多彩なアプリがプリインストールされている

やりたいこと、からアプリを見つけるVAIOナビ

上記ふたつのほかにもプリインストールされているアプリは山ほどある。写真や音楽のファイルを楽しむための「VAIO Media plus」や、IP電話の「Skype」、CDやDVDを作成するための「Easy Media Creator」など非常に多彩なのだ。

これらのアプリへは「VAIO ナビ」というナビゲーションツールで簡単にアクセスすることが可能となっている。VAIOナビは、やりたいことを選んで行くだけで目的にかなったアプリを起動させることができるというツールだ。