バランス構成でベンチマークテスト
それでは、気になるパフォーマンスである。今回はG-Master BLADEのBTOオプションから、CPUのCore i7-940を中心に、全体的にコストと性能のバランスをとりつつ汎用性を重視した構成のマシンを拝借している(詳細仕様は巻末のスペック表で確認いただきたい)。おなじみの3Dベンチマークソフト「3DMark Vantage」と、総合ベンチマークソフト「PCMark Vantage」、ついでにWindows Vista標準の「エクスペリエンス インデックス」の結果を確認してみよう。
■3DMark Vantage (プリセット:Performance) | |
Overall | P6344 |
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GPU Score | 4974 |
CPU Score | 36582 |
■PCMark Vantage (解像度:1024×768ドット) | |
Overal | 6631 |
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Memory | 5303 |
TV and Movie | 4873 |
Gaming | 7784 |
Music | 5990 |
Communication | 5685 |
Priductivity | 5335 |
HDD | 4640 |
ソツの無い造りでCore i7を存分に使い倒せる
さて、上記のベンチマークからもわかるが、さすがに実パフォーマンスは高い……というか、弱点らしい弱点が見当たらないという結果を示している。エクスペリエンス インデックスでは満点を叩き出し、PCMark Vantageの個別スコアも総じて高得点。3Dゲームを遊ぶ際の目安となる3DMark Vantageでも、ほとんどの最新3Dゲームが快適に動作するレベルスコアを達成できている。
冒頭からの繰り返しにはなるが、Intel Core i7は、パソコンのライフサイクルの中でも節目となるだろう最新世代のハイエンドCPUだ。せっかく導入するなら妥協の無いかたちで迎え入れたいもの。G-Master BLADEは、エントリーユーザーにやさしく、ハイエンドユーザーにも納得な、"実力派"のデスクトップパソコンと言える。本来はハイエンドゲーマーがターゲットの製品ではあるが、幅広い層にオススメできる一台だ。
■仕様 ※レビュー機の仕様/製品はBTOカスタマイズに対応 | |
型番 | G-Master BLADE |
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CPU | Intel Core i7-940(2.66GHz) |
チップセット | Intel X58 Express+ICH10R |
メモリ | DDR3 SDRAM 3GB(DDR3-1066MHz 1GB×3) |
HDD | Western Digital WD6400AAKS(640GB 7,200rpm 16MB SATA) |
光学ドライブ | Pioneer DVR-216BK/MP |
グラフィックス | NVIDIA GeForce 9800 GT 512MB |
ディスプレイ | なし |
オーディオ | オンボードHDオーディオ(SigmaTel 9274D) |
ネットワーク | 10/100/1000BASE-T LAN |
USB 2.0ポート×10(バックパネル×8、フロント×2)、IEEE1394×2(バックパネル×1、フロント×1)、eSATA×3(バックパネル×2、フロント×1) | |
拡張スロット | PCI Express x16×2(空き1)、PCI Express x4×1、PCI Express x1×2、PCI×2 |
サイズ | W213×D524×H482mm |
OS | Windows Vista Home Premium SP1(32bit) |
ソフトウェア | なし |
付属品 | キーボード(Microsoft Digital Media Keybord 3000)、マウス(Logicool SOM-20BK Optical)、ユーザーズガイド、電源ケーブル、各ドライバディスク、1年間保証 |
価格 | 213,920円 |