Photoshop CS4に対応したカスタムパレット作成ツール「Adobe Configurator 1.0」が公開

Adobe Systemsは18日 (米国時間)、Photoshop CS4対応のパレット作成ツール「Adobe Configurator 1.0」をリリースした。リッチインターネットアプリケーション実行環境「Adobe AIR」で動作するアプリケーションとして、Adobe Labs経由で無償配布される。

Configuratorは、Photoshop CS4用のカスタムパレット作成ツール。Photoshop CS4の編集コマンドやフィルターなどの機能をデザイン領域にドラッグ&ドロップするだけで、FlexやActionScriptによるプログラミングなしに、オリジナルのパレットを作成できる。同社のCreative Suite 4アプリケーション群は、パレットにFlashベースの技術を採用していることから、SWFファイルのほか静止画像や動画の表示領域を設置する機能も装備している。

作成したカスタムパレットは、Photoshop CS4に付属の拡張機能管理ツール「Adobe Extension Manager」に対応したMXIファイルとして出力される。MXIファイルを開くと、Extension Managerが起動し、自動的に拡張機能ファイル (MXP) に変換される。MXPファイルは、MacintoshとWindowsいずれのPhotoshop CS4でも利用できる。

Configuratorはオープンソースソフトウェアとして開発されているが、現時点でソースコードは公開されていない。Adobeでは準備が整い次第、Adobe Labsで公開する予定としている。