ロジテックは5日、高性能ステレオマイクを搭載したmicroSDHC対応ICレコーダー「LIC-SR500」シリーズを発表した。発売は11月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は2GBのmicroSDカードを付属する「LIC-SR500M02」が1万2,800円、4GBのmicroSDHCカードを付属する「LIC-SR500M04」が1万4,800円。

LIC-SR500シリーズ。ホワイト、ブラック、ピンクの3色展開。フラットな面を追求したスクエアデザインの採用で、スタイリッシュな印象に仕上がった

同シリーズは、高性能の無指向性ステレオマイクを搭載したmicroSDHC対応ICレコーダー。microSDHCカードスロットを搭載し、付属する2GBのmicroSDカードで最大136時間、4GBのmicroSDHCカードでは最大272時間の録音が可能。連続録音時間は最大15時間(単4形乾電池2本使用時)。

内蔵マイクの感度は、ノーマルとゲインアップの2段階切り替えが可能で、用途や環境に適した音量レベルで録音ができる。また、本体上部にはマイク/Line-IN端子を搭載し、外付けのマイクやアナログレコードプレイヤーなどを接続して、録音することが可能 (ステレオミニケーブルが別途必要)。アナログ音源のデジタル化にも役立つという。さらに、音程を変えずにスロー再生などができる変速再生機能も搭載する。また、ミュージックプレーヤー機能も備えているため、MP3のほかWMAデータの再生にも対応する。録音フォーマットはMP3形式。

本体には、視認性の良いバックライト付きドットマトリックス液晶を採用。暗所でもメニューや曲名などを見やすく表示するという。また、背面にはスピーカーを内蔵し、録音した音源をその場で確認することができる。本体側面にはUSBコネクタ(mini-B)を搭載。付属のUSBケーブルにてパソコンに接続し、直接データを転送できる。

なお、同シリーズには音声編集ソフトウェア「らくチューン」が同梱される。同ソフトウェアは、ノイズ除去のほか、音楽ファイルのフォーマット一斉変換や、倍速再生機能、無音部分の検出機能付きファイル分割機能、iTunesへの転送機能を装備する。ファイル形式はAAC、AIFF、Appleロスレス、MP3、WAVから選択可能。そのほか、付属品としてイヤホンが同梱される。

本体サイズは、33(W)×117(H)×15(D)mmで、重さが40g(本体のみ)。