SAPPHIREからもRadeon HD 4830

先週のMSI製と玄人志向製に続いて、今週はSAPPHIREからもRadeon HD 4830を搭載するグラフィックカードが登場している。TSUKUMO eX.などに入荷しており、価格は18,000円前後。オリジナルのクーラーを搭載した2スロット厚のモデルになっており、コアクロックは575MHzと定格通り。

SAPPHIREのRadeon HD 4830搭載カード

またSAPPHIREからは、そのほかにも新製品が2モデル発売となっている。1つは、ZALMANのVGAクーラー「VF1000」を搭載したRadeon HD 4870カードで、TSUKUMO eX.などでの価格は38,000円前後。もう1つは、GPGPU対応の動画編集ソフト「Super LoiLoScope」をバンドルしたHD 4850カードで、こちらは27,500円前後。

ZALMANクーラー版のRadeon HD 4870

Super LoiLoScopeが付属のHD 4850カード

いよいよカウントダウン開始か?

Intelの未発表チップセットを搭載するというマザーボードの展示が、各ショップで続々と開始されている。同社の次世代CPU「Core i7」(コードネーム:Nehalem)に対応する「X58」チップセットと考えられるが、各ショップとも「詳細は不明で、価格・発売日とも未定」としている。

TSUKUMO eX.では、Intel製と見られるマザーボードを展示。メモリスロット6本が主流の他社製品に比べ、4本と少ないのが変わっているが、そのうち3本のスロットが青色で、残り1本が黒色であることから、3チャンネル分+1と考えるのが妥当だろう("+1"の部分の実装がどうなっているのかは不明)

TSUKUMO eX.に展示されているマザーボード。基板上に「DX58S0」というシールが貼られている

ちなみに、今年のCOMPUTEXのIntelブースには、同じくDX58S0という名前でこのボードが展示されていた

CPU周り。向こうにはメモリスロットが見える

ボード上にSATA電源ポートも用意されている

またコチラの記事にあるように、TWO TOP秋葉原本店ではMSI製の「Eclipse」の展示がスタートしている。このマザーボードは、搭載チップセット不明のまま発表されたのだが、NVIDIAのリリースでX58チップセットであることが事実上明らかになっている

TWO TOP秋葉原本店に展示されているMSIの「Eclipse」

ご覧のように、ソケットはLGA775とは異なる

ドスパラ秋葉原本店では、上記のIntel製、MSI製に加えてFOXCONN製のマザーボードの展示も行われていた。全部をまとめて見たい人にはいいだろう。

ただ、取材時にはFOXCONN製はお留守で、ケースは空っぽだった(左)。近日中に戻る予定とか

TWO TOPの展示では隠されていたが、Eclipseのメモリスロット付近に思いっきり何かが書いてある