アスクは24日、2スロット占有型の高性能ヒートパイプ冷却システムを搭載するSAPPHIRE製Radeon HD 4870グラフィックスカード「SAPPHIRE TOXIC HD 4870」を発表した。出荷開始は9月下旬で、店頭価格は3万円台後半が見込まれる。

本製品の搭載冷却システムはMICROLOOPS社Vapor Chamber Technologyの「Vapor-X」で、近年のハイエンドグラフィックスカードでよく見られる、基板表面の全体を覆うボックス風の冷却システムとなっている。放熱効率を向上させたことで、より安定して高パフォーマンスを発揮できるようになる。

SAPPHIRE TOXIC HD 4870

GPUのATI Radeon HD 4870はコア/メモリクロックが引き上げられたオーバークロック版となっており、主な仕様は以下の表の通り。

コアクロック 780MHz
ストリームプロセッサ 800基
メモリクロック 1000MHz
メモリタイプ 512MB GDDR5 256bit接続
対応バス PCI Express 2.0 x16