オービット・ミューズテクスは米Mark of the Unicorn(MOTU)の音楽制作ソフト「Digital Performer 6」を9月2日に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は74,800円前後。

FinalCut Proとの連携機能も強化された「Digital Performer 6」

同製品はマルチトラック環境に対応した高機能なDAWソフトである。ユーザーインタフェースを変更し、各ウィンドウを洗練されたシンプルな外観に統一。新たにトラックウィンドウで縦方向の拡大・縮小が可能になった。新機能であるトラック・コンプ機能は、ひとつのトラックへ録音した複数のテイクを同時に表示することができる。さらに新しいテイクツールを使って各テイクから必要な部分だけを取り出し、実際の再生テイクをすばやく作成することも可能だ。 同梱プラグインはTeletronix LA-2A オプティカルリミッタ/コンプレッサをモデリングした「MasterWorks Leveler」と、CPU消費を格段に抑えながらリアルな残響音を作り出すコンボリューションリバーブ「ProVerb」が追加されている。 また「Final Cut Pro」のXMLファイル読み込み/書き出しに対応。他にCD書き込み機能も追加されている。 同製品の動作環境はMac OS X 10.4.7以降。プラグイン形式はMASおよびAudioUnitsに対応。