ロジテックは6日、ティアックと共同企画したiPod用のHi-Fiサウンドシステム「LDS-Ri710」シリーズを発表した。発売は8月下旬予定で、価格はオープン。推定市場価格は1万9,800円前後。

LDS-Ri710 (左から)シルバー、ブラック

同製品は、ティアックとの共同企画で開発された「LDS-Ri700」の後継機となるHi-Fiサウンドシステム。iPodをドックシステムにセットすることで、ステレオスピーカーから音楽を再生できる。新モデルから、iPodに付属している「iPodユニバーサル ドック アダプタ」対応になったため、従来機に付属していた8種類のドックアダプタが不要になった。なお、iPod以外の各種オーディオ機器の接続は「AUX端子」を利用することで再生が可能(ただし、第1世代~第3世代iPodおよびiPod shuffleはAUX端子で接続)。また、従来機に搭載しているティアック独自の低音増幅回路「DBSS」が、HiとLowのモードを装備した「DBSS plus」へと進化した。これにより、さらに迫力ある低音を再現しているという。

機能面では、2つの設定した時間に電源が入って、お気に入りの音楽が流れる「デュアルアラーム機能」と、2度寝防止をうながす「スヌーズ機能」が新たに追加された。また「調光機能」では、LCDの明るさ調整の段階が従来機では「2段階」だったが、新モデルでは「3段階」になった。

なお、ACアダプタ、オーディオケーブル、自立式AMアンテナ、リモコンが付属する。

LDS-Ri710の主な仕様
スピーカーユニット 直径65mm防磁型スピーカー×2
インピーダンス
スピーカー方式 バスレフ
実用最大出力 4.6W×2
再生周波数帯域 80Hz~20kHz
S/N比 80dB(IHF-A)
消費電力 35W(ACアダプタを含む)
サイズ 320(W)×171(H)×179(D)mm(本体のみ、突起部を除く)
質量 2.2kg(本体のみ)