また、グラフ5~8と同様にPRESET別に並べ替えたのがグラフ13~16だ。CPUの違いによる影響が見られるのはせいぜいEntryまでで、その先はあまり違いがないと言っても良い。またこのテストでは、やはりRadeon HD 3870とGeForce 8800 GTのスコアがかなり近い事が見て取れる。
ついでにもう少しディテールも見てみた。全CPUでやっていると訳がわからなくなりそうなので、CPUはCore 2 Extreme QX9770に絞り、Game Test 1/2のフレームレートを示したものがグラフ17・18である。EntryではRadeon HD 3850ですら30fpsを越えているのに、ExtremeではGeForce 9800 GTXですら5~6fpsと極端に遅くなるわけで、GPUへの負荷は単純に言って10~20倍違う事になる。この負荷の差が、ゲームエンジンそのものというよりは表示オプションで変わってくる、というあたりがこのGame Testの最大の特徴と言ってよいと思う。