ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 常務取締役 石塚宏一氏

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは10日、東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオで同社のKDDI(au)向け携帯電話の新製品「Cyber-shotケータイ W61S by Sony Ericsson」「W62S」のプロモーションキャンペーン発表会を開催。常務取締役の石塚宏一氏、イメージキャラクターの小栗旬さんが出席した。

発表会冒頭に石塚常務が登場し、同社の2008年春モデルである、今春発売予定のW61Sや発売中のW62Sの機能、プロモーション展開について説明した。

W61Sについては、「Cyber-shotとケータイの一体化を目指し、新しい写真の楽しみ方を提案します」と語り、ソニーのデジタルカメラ「Cyber-shot(サイバーショット)」の名を冠した本格的なカメラ機能を搭載した携帯電話であると説明。「光学3倍ズーム」「3cmスーパーマクロ」「スマイルシャッターLite」など、本家Cyber-shotに匹敵するスペックのカメラ機能を備えているとアピールした。W62Sについては、デザイン性やau初のGSM対応の携帯電話である点、海外向けの携帯電話のテイストを感じさせるグローバルデザインを採用した点を強調した。

イメージキャラクターの小栗旬さんが登場

プロモーション展開も積極的に行っていく。新たにイメージキャラクターに採用した俳優の小栗旬さんについて「小栗さんの洗練されたイメージや、イギリスでの演劇公演を行うなど、世界を舞台に挑戦する彼の情熱が、ソニエリの考え方に通じるものがあった」と、起用の理由を語った。

続いてキャンペーンキャラクターの小栗さんが登場し、小栗さんが出演する両機種のTVCMを上映した。CMの印象について小栗さんは、「撮影は楽しかったです。出来上がったCMを見て『ここまで格好よく撮ってもらえたのか』と感心しました。W61S・W61Sを世に知らしめることができるよいものができたと思います」と語った。

W61S のCMは”新しい写真生活へ”をコンセプトに、小栗さんの写真への思いを表現したものになっている

W62SのCMは3DCGの小栗さんが登場する

両機種の印象については、「W61Sは、ケータイのカメラでこんなにキレイに撮れていいの? と感じました。W61Sを使えば、写真の世界が今まで以上に広がっていくと思います。W62Sは、デザインに一目惚れしてしまい、プライベートで使っています。僕は野球が好きなで、メジャーリーグを見に行って、現地から電話をかけたいです」と語った。また、海外出張が多いという小栗さん父親から「どうにかして、W62Sを貰ってきてくれないか? 」と頼まれたというエピソードを語り、「親父とまた新しい会話ができよかったです」と喜んでいた。

キャンペーンはTVCMなどの広告展開に加えて、W61Sの購入者に先着数量限定で、小栗さんのプライベートをW61Sで撮影したフォトブック「旬撮」をプレゼントする。写真集には、CM撮影現場での様子や小栗さん自身が撮影した風景の写真のほか、ロングインタビューも掲載される。W62Sの購入者には、小栗さんがプロデュースした「オリジナルパスポートケース」をプレゼントする。

そのほか両機種共通のキャンペーンとして、ソニー製フォトフレームなどを購入した購入したユーザーを対象に、期間限定で電子マネーEdyを最大4,000円分プレゼントする「GEAR-UPキャンペーン」、広告付き写真無料プリントサービス「Priea(プリア)」とコラボレーションした写真プリントの無料プレゼントなどを行う。

なお、4月10から25日まで、KDDIデザイニングスタジオ1階にて「旬撮」の写真展が行われる。同スタジオ2階では、5月末までW61SとW62Sのタッチ&トライコーナーが設置される。

「旬撮」に掲載されている写真のほか、展示会場でしか公開しない写真もあるそうだ

展示スペースには、W61Sの実機に触れることができる

KDDIデザイニングスタジオ1階に設置されたフォトギャラリーの外観