Mozilla Foundationは25日 (米国時間)、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 2.0.0.13」を公開した。対応プラットフォームはWindowsとLinux、Mac OS X。脆弱性の修復を目的としたセキュリティリリースであり、Mozillaはすべてのユーザに対し早急なアップデートを呼びかけている。

Mozilla Foundationセキュリティアドバイザリの報告によれば、今回のリリースにおける修正箇所は6件。そのうち、JavaScriptの実装に潜む脆弱性を突き任意のコードが実行されてしまう脆弱性 (MFSA 2008-14) と、任意のコードを実行可能なメモリ破壊の形跡があるクラッシュバグ (MFSA 2008-15) の2件は、重要度が4段階中もっとも高い「Critical」に分類されている。