東芝は26日、シリアルATAインタフェースを採用した120GB容量の1.8型ハードディスク「MK1216GSG」、および80GB容量の「MK8016GSG」を発表した。量産は4月以降からの予定だ。

左がMK1216GSG、右がMK8016GSG。ともに1.8型でシリアルATAインタフェースを採用し、回転数は5,400回転

今回発表された2製品は、同社の1.8型ハードディスクとしては初めて、従来からのパラレルATAインタフェースと比較してより高速な1.5Gbpsのデータ転送が可能なシリアルATAインタフェースを採用しているのが特徴だ。また、回転数を同社従来製品である「MK1214GAH」より29%速い5,400回転とすることで、従来よりも高速なアクセス処理を可能としている。

さらに、エネルギー消費効率に優れ、経済産業省の定めるエネルギーの使用の合理化に関する法律で定義されているエネルギー消費効率をMK1216GSGでは0.00375W、MK8016GSGでは0.00563Wとし、2006年7月施行のEU RoHS指令に適合している。

本体サイズはいずれも54.0(W)×78.5(D)×8.0(H)mm、重量は62g。ディスク枚数は2枚、ヘッド数は4。平均シーク時間は15ミリ秒。