Appleは15日 (米国時間)、マルチメディアAPIのQuickTimeをアップデート、「QuickTime 7.4」としてリリースした。対応プラットフォームはMac OS X 10.3.9 / 10.4.9以降、およびWindows XP SP2 / Vista。各プラットフォームに対応したバイナリパッケージは、同社Webサイトおよびソフトウェアアップデート経由で配布される。
今回のリリースは、前バージョンの公開以降に発見された脆弱性の修正が中心。悪意のもと作成されたムービーを再生すると、プログラムが異常終了したり任意のコードが実行されたりする計4件が修正された。Appleが米国のiTunes Storeで開始した映画レンタルサービス「iTunes Movie Rentals」への対応も行われている。