カシオ計算機は、物流/製造業の情報システム部門および管理部門の担当者を対象に「カシオシステムソリューションセミナー」を1月23日に同社の本社ビル(東京都渋谷区)で開催する。
13時30分から行われる基調講演では、アスクルのビジネスシステム統括マネージャーである池田和幸氏が同社の配送情報システムの導入事例について述べる予定。アスクルはオフィス用品の通信販売などを行っており、商品の配送を委託している企業と顧客、そして同社の間で情報をリアルタイムにやり取りするため、ハンディターミナルと携帯電話を組み合わせたシステムを導入している。このシステム導入にあたっては、コストを低く抑えることができたというメリットもあったという。
そのほか、カシオ計算機のSCM(サプライチェーンマネジメント)システムや、ハンディターミナルを使った効率的な物流システムの例なども紹介する。また、会場ではカシオ計算機のほか、サトー、シェアードシステム、東芝テック、トッパンエムアンドアイ、ビッグバンがそれぞれの製品やサービスの展示を行う。無線LAN対応のハンディターミナルや、オンデマンドラベルを発行するモービルプリンタなどが出品される。