アンテナハウスは、PDFファイルのデータをWordやExcel、一太郎ファイルに変換するソフト「リッチテキストPDF4」を17日より発売する。

製品は、PDFファイルの変換 / 作成 / 編集 / 抽出 / 変更の5つの基本機能を備える「スタンダード版」(パッケージ版価格10,290円 / ダウンロード版価格7,350円)、スタンダードにOCR機能などが加わる「コンプリート版」(パッケージ版価格15,540円 / ダウンロード版価格11,025円)、ドラッグ&ドロップで手軽にPDFデータを変換できるライト版(ダウンロード版価格5,250円)の3製品。OSはWindows 2000 / XP / Vistaに対応する。

「リッチテキストPDF4」

メイン画面。PDFのサムネイルが表示される

新バージョンでは、操作画面に変換対象PDFファイルのサムネイルを表示させるといった使い勝手の工夫や、PDFからの変換精度のアップ、変換後の編集機能といった実質的な機能向上も図られている。Wordや一太郎への変換では、段落番号、箇条書き属性を付加した変換が可能となる他、Excelへの変換では、数値の判定処理が改善された。PDF上に表示される数値を変換し、Excelのセル内へ配置、Excelで表計算するといった使い方も容易になる。

最上位版となるコンプリート版では、OCR機能が搭載され、スキャナなどで取り込まれた画像データから作成されたPDFも変換できる他、WordとExcel(2000から2007)のツールバーに「PDFを開く」ボタンがアドインされ、Word / Excelを開いたまま直接PDFファイルを指定し、編集できるようになる。