新GPUの真価をベンチマークで検証

ここいらでスペックシートをこねくり回すのはやめ、ベンチマークテストでATI Radeon HD 3800シリーズのパフォーマンスをチェックしてみよう。今回の比較対象は、ATI Radeon HD 3800シリーズの上位版であるHD 3870とほぼ価格レンジが同じとなるNVIDIAの「GeForce 8800 GT」。PCI Express 2.0をサポートする新世代GPUとして、直接的なライバルとなる存在である。実際のテスト環境は以下のとおりとなる。

CPU Core 2 Duo E6850(3GHz)
Motherboard GIGABYTE GA-X38-DQ6(X38 Express)
Memory Corsair TWIN2X2048-8500C5(1GB×2)、DDR2 1066で動作
HDD Seagate Barracuda 7200.10 500GB SATA (ST3500630AS)
OS Windows Vista Ultimate 日本語版

3DMark06

定番のベンチマークソフトである3DMark06は、アンチエイリアスと異方性フィルタリングを適用しないテストと、「4X アンチエイリアス」「16X 異方性フィルタリング」を適用した状態の2通りでテストを行っている。

Unreal Tournament 3 Demo

Unreal Tournament 3はデフォルトで60fpsキャップがかかっているため、それを解除。アンチエイリアスなどの設定は3DMark06と同じとし、ゲーム内の画質(ディテール)設定はすべて最大にしている。ゲームタイトルに組み込まれているベンチマーク機能を利用し、「VCTF-Suspense」および「DM-ShangriLa」のFlybyモードでの平均fpsを計測している。