KDDIは、携帯端末8機種を発表した。11月中旬以降、順次発売する。

「au×Sony "MUSIC PROJECT"」によるLISMO「オーディオ機器連携」、任意の情報や機能を待ち受け画面に表示できる「au one ガジェット」、最新サービスに対応したKDDI統合プラットフォーム「KCP+」搭載の3機種を投入する。

また、サムスンSDIと共同で、au携帯電話用に世界初2.8インチワイドQVGAサイズの有機ELディスプレイを開発。日立のハイビジョンTVブランド名を冠した「Woooケータイ W53H」など3機種に搭載している。

そのほか「CARD SIZE SLIM」をコンセプトとする薄さ9.9mmの超薄型「W55T」などのデザインにこだわったモデル、初心者向け簡単ケータイ A1407PT」まで、幅広いラインナップを用意。9月26日発表の「INFOBAR 2」と合わせてau携帯電話の秋冬ラインナップは全9機種となった。そのうち7機種がCDMA 1X WINモデルとなり、6機種がワンセグ対応、また4機種が有機ELディスプレイ搭載モデルとなっている。

各機種の主な特徴

機種名 特徴
W56T
(製造: 東芝)
「LISMO」とソニーのオーディオ機器が連携するLISMO「オーディオ機器連携」対応。2.8型ワイドQVGA有機ELディスプレイ搭載のハイエンドモデル。「EV-DO Rev.A」、ワンセグ対応
W54S
(製造: ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ)
LISMO「オーディオ機器連携」対応。2.8型ワイドQVGA有機ELディスプレイ搭載ハイエンドモデル。「EV-DO Rev.A」、ワンセグ対応
W54SA
(製造: 三洋電機)
3インチワイドVGA IPS液晶搭載のハイエンドモデル。LISMO「オーディオ機器連携」、「EV-DO Rev.A」、ワンセグ対応。漆器の小箱をイメージしたデザインを採用
Woooケータイ W53H
(製造: 日立製作所)
14.2mmの薄型ボディに有機ELディスプレイ搭載。日立ハイビジョンTV「Wooo」の高画質技術をベースとする画質処理エンジン「Picture Master for Mobile」を搭載。Woooと共通デザインの「Cutting Edge Design」を採用。ワンセグ対応
W55T
(製造: 東芝)
9.9mm超薄型のCARD SIZE SLIMボディ。196万画素カメラ、2.4インチQVGAクリアスクリーン液晶、PCサイトビューアーやPCドキュメントビューアー採用
W53K
(製造: 京セラ)
薄さ15.4mm、幅49mmのワンセグ対応携帯端末。2.7インチワイド液晶搭載
A5529T
(製造: 東芝)
2.6インチ液晶搭載。文字やピクトが大きく表示される「でか文字」「でかピクト」など「6つのでか機能」を採用。大音量防犯ブザーや「災害時ナビ」も搭載する
簡単ケータイ A1407PT
(製造: パンテック & キュリテル)
音を振動で伝える骨伝導スピーカー搭載の"簡単ケータイ"。2.4インチQVGA液晶、135万画素カメラ、防犯ブザー機能採用