米CodeWeaversは10月2日 (現地時間)、Windowsアプリケーション互換レイヤーの「CrossOver Mac 6.2」と「CrossOver Linux 6.2」を発表した。ダウンロード版の価格は、Intel Mac向けが59.95ドル、Linux向けStandardが39.95ドル。なお同社によると、日本国内でCrossOver Macを販売しているネットジャパンが10月上旬に日本語版のバージョン6.2の提供を開始するという。

CrossOver Mac

Intel Mac用のバージョン6.2は、10月リリース予定のMac OS X "Leopard"に最適化されている。CodeWeaversによると、Leopardとバージョン6.2の組み合わせでは、バージョン6.1よりもOutlookが50%高速に動作するという。これはAppleの協力で、Leopardのコアに対するWINEの互換性を高められたことで実現したという。

このほかバージョン6.2ではValve Softwareの新作ゲーム「Team Fortress II」をサポートする。