"Skulltrail"と"モバイルPenryn"のベンチマークテストを実際に確認できるベンチマークセッションに参加する機会を得たので、これをレポートしたい。Skulltrailでは、動作周波数3.4GHz、FSB1600MHzのクアッドコアの2基搭載したDPシステム。モバイルPenrynでは、動作周波数2.8GHz、FSB800MHzのデュアルコアを搭載したSanta Rosaシステムを試している。

Skulltrailのマザーボード。置いてある"スカル"はIntelスタッフの悪ふざけ

今回ベンチマークテストした機材とは別に用意されたものだが、Skulltrailのシステム

上のSkulltrailシステムにはDDR2-800のFB-DIMMが搭載されていた。667ではなく、ちゃんと800で動くそうだ

これまでの同社ベンチマークセッション同様、環境はすべてIntel側が用意したものであり、ベンチマークソフトのメニューも指定されたものだ。また、時間が限られていた関係で、すべてのテストをその場で実行することができず、掲載するスコアの一部はIntelから提供された事前計測の数字である。ほか、他媒体との合同セッションであったため、計測結果が同様になる項目があることもご了承いただきたい。

テスト機材デスクトップ編。左がSkulltrailで、右がPenryn+X38

テスト機材モバイル編。左がPenrynで、右がMerom

ベンチマーク実行中の様子。左側がSkulltrailシステムでCinebench R10を実行している画面だが、クアッドコア×2基で計8スレッド処理していることがわかる