オープニング・キーノート
Tech・Ed 2007 Yokohamaは、マイクロソフト日本法人のダレン・ヒューストン社長の基調講演から始まりました。昨年はIT業界で働く皆様には冗談にならない「きつい・厳しい・帰れない」のネガティブな3Kを紹介していましたが、今年は「Skill, Solution, Satisfaction, Synergy」というポジティブな4Sを挙げて、資格制度やオンライン、オフラインなど様々な媒体を通じて技術者の支援すると話していました。
ヒューストン社長は、日本の生産性が欧米に比べて向上しておらず、デジタルワークスタイルを確信することで問題を解決できると訴えていました。ソフトウェアによって生産性を高め、コストを削減し、新しいチャンスを生み出せるというものです。
次に、こうしたデジタルワークスタイル、またはデジタルライフスタイルの革新をもたらすMicrosoftの製品群が紹介されました。ここで挙げられた製品群が、Tech・Edのテクニカルセッションで語られる中心的なテーマとなります。
昨年は、Visual Studio 2005がリリースされ、Windows VistaやOffice 2007といったコンシューマ向け製品のリリースが控えていたこともあり、セッションの内容も開発系や運用管理といった実務に近い内容が多かったと記憶しています。一方、今年のTech・EdではWindows Server 2008が控えていることもあり、エンタープライズ・アーキテクチャ級の概念や方法論が目立っていた印象があります。しかし、Silverlight や .NET Framework 3.5、LINQ、動的言語に関連したセッションは盛況で、多くの開発者が興味を持っていたことがうかがえます。
列挙された製品群を見ると、やはりサーバー製品が目立ちます。この中で開発者にとって重要と思われるものは Visual Studio 2008、Silverlight、Expressionの3つの製品でしょう。これらの製品に共通する新機能は、「リッチクライアント」と「サービス」です。


