OpenOffice.orgは2日(米国時間)、Mac OS Xネイティブの描画モードで動作する「OpenOffice.org Aqua Development Preview」第2版をリリースした。対応するシステムはMac OS X 10.4以降(PowerPC/Intel)、英語とフランス語、ドイツ語と日本語向けにローカライズされディスクイメージが提供される。

今回のリリースでは、英語に加え、日本語など計4種の言語に対応、Aqua用のインプットメソッドを利用した日本語のインライン入力が可能になった。PDFエクスポート機能と印刷機能がサポートされたほか、α1では問題があったコピー/ペースト機能も正常に動作するよう修正が加えられている。ウインドウやダイアログの大部分がAquaのテーマで表示されるようになるなど、Mac OS X/Aqua GUI向けの最適化が進められている。

OpenOffice.org Aqua Development Previewは、コードベースに開発途上のOpenOffice.org 2.3を採用した、Mac OS XネイティブのGUI(Aqua)を使うフリーなオフィススイート。描画にX Window Systemを使用する従来のOpenOffice.org Mac版とは異なり、フォントや入力システムをAquaと共用できる利点がある。

日本語の入力が可能になった「OpenOffice.org Aqua Development Preview α2」