Metro 2033(グラフ43・44)

THQ Inc.
http://www.metro2033game.com/en

こちらもSteamで配信されるゲーム。ゲーム本体にはベンチマーク機能が無いが、一緒にOfficial Benchmark Toolが提供される。ただFar Cry 2などと異なりSteamの画面からは起動できないので、ゲームをインストールした後で"C: \ Program Files (x86) \ Steam \ steamapps \ common \ metro 2033"の下に格納されているmetro2033benchmark.exeを起動する形だ。これを起動するとこんなツール(Photo56)が表示されるので、パラメータを設定してやった後で"Run Benchmark"を押すと全てのケースをまとめて実施し、最後にWebブラウザで結果を表示してくれる(Photo57)。

Photo56: 設定はご覧の通り。解像度のみ変更しつつ、DirectX 11指定でQualityはVery High、AntialiasingはMSAA 4X(GeForce GTX 580ではCSAA 4X)、Textutr FilteringはAF 16Xとする。PhysXは向こうとし、またDirectX 11でDOFは有効にする。シナリオはFrontlineしかないのでこれを選び、Runは3回である。

Photo57: グラフ表示にはAdobeのSVG Plugingのインストールが必要。これらの結果は"C: \ Users \ (ユーザー名) \ Documents \ 4A Games \ Metro 2033 \ Benchmark"の下にディレクトリを生成して保存されるので、これを回収する。

グラフ43

グラフ44

さて結果であるが、これもまた余りCPU負荷が高くないようで、概ねHeavenのスコアに近いが、しいて言えばGeForce GTX 580のスコアが余り振るわないといったところか。CrossFireのスコアは1枚の場合の60~80%増しといったところ。しいて言えばPhenom IIでは60%~70%増し程度の場合が多いのに、Core i7では軒並み80%オーバーなので、このあたりはやはりCPU性能が効いてきているということになるが、とはいえまだCPUがボトルネックというほどではないと判断できる。今回のテストの中では珍しく、GPU側がむしろボトルネックなゲームと言える。