FINAL FANTASY XIV OFFICAL BENCHMARK(グラフ33・34)

スクウェア・エニックス
http://www.finalfantasyxiv.com/media/benchmark/jp/

説明の必要もないとは思うが、一応書いておくことにする。上のリンク先からダウンロードし、展開後にFFXIVBenchmark.exeを起動すると、確認画面の後でこれが表示される(Photo41)。ここで条件を選んでSTARTを押すとベンチマークが起動する。動作中は画面左下にフレームレートと思しきグラフが表示されるが(Photo42)、これは後からの取得は不能。1ターンすると右下にスコアが表示される(Photo43)ので、これを書き留めるというものだ。こちらもHigh/Lowそれぞれ3回づつ実施して、平均スコアを取っている。

Photo41: Characterはいつも「ランダム」を選んでいるが、スコアに目立った差は見られない。LOOPにチェックをつけるとどんどん繰り返されてしまい、うっかり結果を書きとめ忘れるともう1回待たないといけないので、LOOPははずして実施している。

Photo42: このグラフは、そもそもベンチマークのScoreの基準が不明なので謎だが、おおむねフレームレートに連動しているっぽい。

Photo43: スコアはこんな感じ。ファイルへの記録などはされない。

グラフ33

グラフ34

さて結果がグラフ33・34である。まずPhenom IIではLowとHigh、どちらの状況でもスコアに大差ないあたり、Lowでの伸びを阻害する何かがあると思われる。これはグラフ34と比較すると顕著で、またCrossFire構成だとスコアが落ちるあたりは、おそらくはCPU性能がボトルネックであろう、とは想像がつく。もっとも、Core i7ならばマシか? というと、グラフ34のHIGHの場合でも、あまり性能差が無い(そして相変わらずRadeon HD 6950 CrossFireではスコアが落ち込んでいる)状況を見ると、Core i7-2600KでもまだCPU能力不足を感じる。またグラフィックスカードの優劣も微妙なところで、グラフ34のHighの場合のみ、GeForce GTX 580が最高スコアだが、あとはRadeon HD 6970と同等、という結果を見ると、「全体を通して見れば」Radeon HD 6970と同程度か若干マシ、という程度の評価にしかしようがない。非常にグラフィックスカードの評価には難しい結果となった。