WiMAXのエリア確認は、WiMAX公式サイトで簡単に判定できます。エリア判定から利用までのロードマップをまとめました。
- 公式サイトでエリア確認
- ○、△、×の区分で判定される
- ○の人は「Broad WiMAX」を申し込むのがベスト
- △、×の人は「Try WiMAX」を試してみる
- 繋がらなかった場合は代替インターネットを検討
○、△、×で区分わけされ、△、×の方は「Try WiMAX」という無料で15日間お試しできるサービスで電波が届くか、使用感を試してみるのがベストです。
また、それでも繋がらない場合におすすめしたい代替のインターネットのご紹介もしていますよ。
まずは公式サイトでエリア判定!

まずはWiMAX公式サイトにある、「サービスエリアマップ」で利用する住所のエリア判定を行いましょう!
エリア判定の見方
WiMAXでは、エリアを「○△×」で判定しています。
ただし場所によっては住所検索できないところもありますので、その場合は正式な住所の他に通称名でも試してみてください。
では、「○×△」が具体的にどういう意味を持つのかを説明していきますね。
判定が「○」の場合
判定が「○」の場合には、WiMAXの利用が可能です。
ただしエリア内であっても高層階や地下など、電波の届きにくい場所では繋がりにくい可能性もあることには注意してくださいね。
不安な場合は、無料でWiMAXの使用感や繋がるかを確認できる「Try WiMAX」を利用して、本当につながるか事前に検証しておくと安心です。
判定が「△」の場合
判定が「△」の場合には、使えるかどうかわからないエリアです。
そのため「△」のエリアに該当する場合も、Try WiMAXで使用感をチェックすることをオススメします。
△とされているエリアは、WiMAXサービスの総本家であるUQ WiMAXが、公式につながると表明していないエリアです。
該当の場所で繋がらない・遅いということでサポートに問い合わせを行ったとしても、エリア判定の結果が△のため接続の保証ができないという回答になる可能性もあります。
△の場所で確実にインターネットをつなげたい場合は、固定回線やポケットWi-Fiなど、利用可能エリア内の他社の回線を検討した方がいいですね。
判定が「×・圏外」の場合
判定が「×・圏外」だった場合には、基本的には使うことはできません。
ただし、ピンポイントで使える場所があったり、サイトの反映までのタイムラグで「×」となっている可能性もあります。
エリア判定が○以外の方は、次で紹介する「Try WiMAX」を利用するのがベストでしょう。
Try WiMAXをレンタルして実際の使用感を確認
Try WiMAXとは、15日間無料でレンタル可能なUQ WiMAXのサービスのことです。
WiMAXを契約する前に使用感を確かめるという目的のサービスですので、通信エリアを確認するだけでなく、通信速度を体感もできます。
さらには、普段のインターネット利用をWiMAXに置き換えても問題なく使えるかどうかも検証できます。
もちろん通信料も無料ですし、登録料や送料などもかかりません。
WiMAXの契約を検討しているのなら、ぜひ活用しておきたいサービスですよね。
Try WiMAXの利用方法
Try WiMAXは、UQ WiMAXの公式ページから行うことが可能です。手続きは簡単で以下の3点になります。
- UQ WiMAX公式ページから仮登録
- 申し込み完了するとレンタル機器が発送される
- 15日以内に返送すればOK
またもしも14時半までに受付が完了した場合には、即日発送してくれます。
利用後は、送付された機器に同梱されている着払いゆうパック伝票を使って返送しましょう。
Try WiMAXの注意点
- 利用期限までに返却できないと違約金が発生
- クレジットカードの有効性を確認される
- 一時的にクレジットカードのショッピング利用枠を機器購入代金相当額文確保される
なお、レンタル期間の15日間とは、機器の発送から機器の到着のことを指しています。
そのため、実際に利用できる期間は発送と返送の時間を除外した約10日~13日間である点にも注意しましょう。
また利用期限までに返却ができなかった時には、違約金が発生するので注意してくださいね。
Try WiMAX、こんなときどうする?
Try WiMAX利用中に、もしも通信速度が遅いと感じたり、圏外になってしまったりする場合には、WiMAXの使い方に問題があることが多いようです。
このような場合には、次からの対処法を試してみましょう。
通信速度が遅いと感じたら?
通信速度が遅い場合は、電波の届きにくい場所で通信をしていたり、WiMAXの通信サービスエリアとの境界線あたりで利用していたりする可能性があります。
このような場合には、電波が届きやすい場所に移動して使いましょう。
圏外になってしまったら?
圏外になってしまう場合にも、サービスエリアを出てしまった場合や、通信環境が悪いところで利用している可能性があります。
上記の場合も、電波が届きやすい場所に移動して対応しましょう。
また、WiMAXの障害が発生している場合や、端末の故障の可能性もありますので、障害情報を確認したり、再起動をしたりしてみましょう。
WiMAXが使えるなら「Broad WiMAX」がおすすめ

WiMAXの申し込み窓口には複数の選択肢がありますが、お得に契約できるのはプロバイダ「Broad WiMAX」です。
WiMAXの月額料金やキャンペーンなど、各窓口で独自に設定していて、申し込む場所で支払う金額が変動します。
窓口が違っても実際に提供される端末のスペックや回線品質に違いはないため、料金の安さやキャンペーンの充実度で選ぶべきです。
エリア | 全国 |
---|---|
月間データ容量 | 無制限 |
速度制限の有無 | あり (直近3日間で10GB以上の利用) |
最大速度 | 1.2Gbps(機種:W06) |
下り速度実測値平均 | 33.67Mbps |
月額料金 | 1~2ヶ月:2,726円 3~24ヶ月:3,411円 25~36ヶ月:4,011円 |
契約事務手数料 | 3,000円 |
端末代金 | 0円 |
キャンペーン内容 | 月額割引 初期費用0円のWEB割キャンペーン 全端末無料キャンペーン 契約解除料負担のお乗換えキャンペーン |
実質料金(2年間) | 80,083円 |
実質月額(2年間) | 3,337円 |
Broad WiMAXにはキャッシュバックこそないものの、最初から無条件で月額割引が適用となっています。
その他にも下記のように、キャンペーンが豊富なのがなにより魅力です。
- 初期費用0円!Web割キャンペーン!
・初期費用を18,857円割引 - 最新機種含む全端末無料キャンペーン!
・端末代金0円 - 違約金当社負担乗換えキャンペーン!
・他社で発生した違約金を最大19,000円還元 - 学生応援キャンペーン!
・18~25歳の学生対象で12ヶ月間685円割引 - 2台目キャンペーン!
・2台同時申込で10,000円キャッシュバック
キャッシュバックが貰える窓口もありますが、ほとんど12ヵ月後に貰える、という窓口なのが事実。月額割引があり、なおかつその他キャンペーンも充実している窓口からの申込が堅実ですよ。
エリア確認結果で不安が残る場合の対応策
WiMAXのエリア確認の結果、利用する予定の場所で「△」や「×」と判定されてしまうと、どうしていいかわからないですよね。
上記の場合は、WiMAXの利用ではなく、他社の回線を利用することを検討してみましょう。
- LTE回線を利用したモバイルルーター
- 固定回線
LTE対応のモバイルルーターを利用する
WiMAXがエリア外で使えない方にオススメなのが、4GLTE回線を提供しているモバイルルーターを利用する方法です。
LTE回線はWiMAXの電波より速度は劣りますが、携帯電話やスマートフォンを対象に開発された通信規格のため、WiMAX2+回線よりもはるかに広い範囲で通信可能です。
また、LTE回線はビルなどの遮蔽物を回り込む性質を持つなど、WiMAX2+回線よりも電波が安定しているという特徴もあります。
LTE回線で安いのはMugenWiFi

LTE通信ができるモバイルルーターでオススメなのが、MugenWiFiです。
トリプルキャリア(au、docomo、SoftBank)の回線に対応したクラウドSIMの1種で、WiMAXと同じ100GB帯の中でも最安で利用することが可能です。
さらに30日間お試しキャンペーンを実施しているので、通信品質が不安な方でも安心してお試しすることができますよ。
100GB帯のポケットWiFiを比較してみた結果がこちらです。
実質月額 | データ容量 | 契約期間 | キャンペーン | |
Mugen WiFi | 3,050円 | 100GB | 24か月 | 30日間おためし全額返金 |
どこよりもWiFi | 3,080円 | 100GB | 24か月 | |
それがだいじWi-Fi | 3,243円 | 100GB | 24か月 | |
Ex Wi-Fi | 3,243円 | 100GB | 36か月 | |
ゼウスWiFi | 3,439円 | 100GB | 24か月 | |
GMOとくとくBB WiMAX | 3,414円 | およそ 100GB | 36か月 | 28,000円キャッシュバック |
Broad WiMAX | 3,545円 | およそ 100GB | 36か月 | 19,000円違約金補填 解約後の乗り換えサポート |
カシモWiMAX | 3,655円 | およそ 100GB | 36か月 | |
EXWiMAX | 3,659円 | およそ 100GB | 36か月 | |
どこよりもWiFi | 3,780円 | 100GB | なし | いつでも縛りありに変更可能 |
BIGLOBEWiMAX | 4,069円 | およそ 100GB | 36か月 | 口座振替で支払いが可能 |
ゼウスWiFi | 4,244円 | 100GB | なし |
※2 WiMAXは3日間で10GB以上の利用で一時的に通信制限がかかるため、快適に使えるGB数は計算上およそ100GBと計算しています。
さらに、WiMAXのように、3日で10GB利用した場合に速度制限が発生しないのもうれしいポイントです。
固定回線も検討してみよう
より安定した高速の回線をお探しなら、固定回線を契約するという選択肢もあります。
固定回線であれば、電波ではなくケーブルによる通信となるので、速度も速く、安定しているというメリットがありますよ。
ただし、料金はモバイル回線ほど安くなく、また工事費などの別途費用がかかる可能性もある点には注意しましょう。
今後のWiMAX利用可能エリアの展望は?
WiMAXの利用可能エリアの今後の展望は、WiMAXとWiMAX2+という回線の種類によってわかれています。
WiMAXはつなぎ放題という安価な定額プランで利用が可能な旧規格ですが、13.3Mbpsという遅い通信速度が難点です。
WiMAX2+は一定の通信量を超えると通信制限がかかるデメリットがあるものの、440Mbpsという速度を誇っています。
WiMAX2+は随時サービスエリア拡大中
WiMAX2+は、旧規格のWiMAXよりも速度が速い新規格です。
WiMAX2+は今後も拡充される予定のため、随時サービスエリアが拡大中です。
UQWiMAXのエリア拡充情報で、リアルタイムに情報を得ることができますので、よろしければチェックしてみてくださいね。
旧規格であるWiMAXは2020年3月に提供を終了
旧規格であるWiMAX回線は、2020年3月31日で提供を終了します。
WiMAX回線は新規格で速度も速いWiMAX2+回線へと徐々に移行しており、WiMAX回線で通信できるのは2020年3月末までですので旧端末を利用している方は早めに機種変更などを行いましょう。
まとめ
WiMAXは、都道府県というエリアのくくりで見ると、日本全国ほとんどの場所で利用できます。
しかし、具体的な場所という意味では、提供エリアに入っていないところもある点に注意が必要です。
また、提供エリアだったとしても、高層階や地下など、電波の届きにくい場所もあります。
必ず、事前に公式サイトでエリア確認を行い、必要であればTry WiMAXを利用して事前に使用感をチェックしたりするとより確実です。
WiMAXを快適に利用するためにも、利用可能エリアの確認は必ず行ってくださいね。