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冬眠中のシリアンハムスターの体温と、それを再現する数理モデル。実験室において同ハムスターは、夏のような環境(16時間の昼+8時間の夜、温度25度)から、冬のような環境(8時間の昼+16時間の夜、温度5度)に移してしばらくすると、冬眠(左上)。冬眠中の体温は、通常の35度くらいと、低温の7度くらいを繰り返す。このような大きな体温変動は冬眠する小型哺乳類の多くに共通する現象だが、そのメカニズムは不明だった。今回、実際の体温データと数理モデルから、シリアンハムスターとジュウサンセンジリスの体温データを再現する数理モデルが発見され、「周波数変調(FM)モデル」と命名された(右)。FMモデルは、短周期と長周期の相互作用から成る(出所:北大プレスリリースPDF)

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