今回の研究から明らかになった加齢性肥満の発症メカニズム。加齢によって視床下部の神経細胞のMC4R局在一次繊毛が退縮。加えて、高脂肪食摂取などの過栄養によって慢性化するメラノコルチン作用は、退縮を促進させる。MC4R局在一次繊毛が退縮すると、飽食シグナル分子であるメラノコルチンへの感度が低下し、代謝量が低下する一方で摂餌量が増え、肥満やレプチン抵抗性の発現につながる。摂餌制限はMC4R局在一次繊毛の退縮を抑制する(出所:名大プレスリリースPDF)
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