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コバルト酸化物に超強磁場を印加することで、磁気の「超」状態とそれらの間の状態変化が生じる様子の概念図。LaCoO3には「真空(低スピン)」と「磁気励起子(高スピン)」の状態がある。磁場をかける前はすべてのコバルトイオンが真空状態で、600テスラまでの超磁場をかけると変化が起こり、磁気超流動状態や磁気超固体状態が発現される。磁気励起子は結晶格子を押し広げる性質があるので、今回の伸縮計測により、これらの変化の兆候が観測された。最終的には、すべてのコバルト酸化物が完全に磁化した状態になると期待されるが、今回はその観測には至っていないとした(出所:共同プレスリリースPDF)

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