近視進行における強膜小胞体ストレスの関与。(A)正視(正常)眼と近視眼。近視眼の強膜では小胞体ストレスが生じ、それによりコラーゲン遺伝子発現プロファイルの変化やコラーゲン分解促進などが起こることで、強膜の菲薄化や物性の変化が生じる。その結果、眼軸長が伸長し、網膜より前面で焦点を結ぶようになる。(B)近視進行のメカニズム。近視誘導刺激は強膜で小胞体ストレスを惹起し、その下流のPERK、ATF6経路を介して眼軸を伸長する (出所:慶大プレスリリースPDF)
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