「バックアップを取っていれば安心」は幻想だった——。
ランサムウェア被害に遭った企業のうち、バックアップからの復旧に失敗した企業は75%にのぼる。その多くは「バックアップ自体が暗号化されていた」という盲点を突かれたことが要因であった。
これからのランサムウェア対策に必要なのは、防御だけでなく「被害を最小化し早く立ち直る力」だ。そこで重要となるのが、データを守る「最後の砦」となるストレージ対策である。
NetAppは2025年1月28日、109シネマズプレミアム新宿にて年次イベント「NetApp INSIGHT Xtra Tokyo」を開催。同社シニアソリューションアーキテクトで、山口大学客員准教授でもある小原 誠氏が、ランサムウェア対策で見落としがちな5つのポイントとストレージにおけるデータ保護策について解説した。